カタール模擬国連

312日から公文国際学園の生徒22名が日本から中東の学生会議に参加した最初の学生グループとして歴史に残る一歩を踏み出しました。

今回の生徒が参加した海外模擬国連はTHIMUN Qatarといい、本校においてコロナ禍明け3年ぶりの海外模擬国連への参加となりました。

この旅は、学術的、文化的、社会的に最も素晴らしい機会を提供してくれました。

初日、生徒たちはカタラ文化村にあるモスクを訪れ、イスラム教の歴史や人々がどのように宗教を実践しているのかについて学びました。生徒たちは多くの質問をすることができ、祈りの呼びかけの時間にはモスクにいることができました。その後、スーク・ワキーフを訪れました。スーク・ワキーフは、絨毯や衣服、ラクダのサドルなど、ありとあらゆるものが売られている800以上の店がある巨大な市場です。絨毯や衣服、ラクダの鞍など、ありとあらゆるものが売られています。彼らは物々交換を楽しみながら、小さなお土産を買い求めました。

翌日は、砂漠サファリを実施しました。トヨタのランドクルーザーで砂漠のキャンプ地に到着した学生たちは、お行儀の良いラクダに乗り、砂漠を駆け抜けました。次に、車のタイヤの空気を抜いて、熟練したドライバーたちが砂丘の上をジェットコースターのように疾走しました。日が沈むと、学生たちはアラビア湾の海岸でバーベキューディナーを楽しみました。そこで、次の日から同じ会議に参加するレバノンの学生たちと出会い、キャンプファイヤーを囲みながら、親睦を深め、その後数日間、生徒たちは模擬国連でのディベートやディスカッションという真剣勝負に挑みました。昨夏のプログラム開始以来、様々な地球規模の問題について時間をかけて研究してきた生徒たちは、期待以上のパフォーマンスを発揮してくれました。オープニングセレモニーでは、代表国である英国大使館の職員の方々に大変親切に対応していただき、いよいよ本番です。何度も勇気を振り絞り、スピーチや質問をしている姿が見られました。特に、今回最年少だった中2の生徒の活躍や、3年ぶりに海外MUNに復帰した高2の活躍は目覚ましいものでした。

海外模擬国連は勉強のためだけでなく、人と出会い、コミュニケーションを学び、新しい友人を作るためのものです。最終日の夜には、アラビアンダンスやストリートフードなど、思い出に残るカルチャーナイトが開催されました。生徒たちは、この1週間で出会ったさまざまな国や文化の友人たちと、とても楽しい時間を過ごしました。忘れられない友人と思い出を作ることができたとの声を聞くことができました。

海外模擬国連は3年という長い間、新型コロナウィルスの影響で活動ができていませんでした。今回の会議の課題のひとつは、「海外模擬国連の復活とより良い状態の構築」でした。この2023年のドーハでの活動は、公文にとってもとても良いスタートを切ることができたと言っていいでしょう。

2023-03-12

2023-03-12

2023-03-12