生徒ひとりひとりの表現をする行事であるため、本校では文化祭ではなく表現祭という名称を用いています。まず企画委員会を立ち上げ、実行委員会によって委員長を中心に生徒たちが運営をします。体育祭同様、開校より創り上げてきた行事を、受け継ぎ、反省すべき部分は改善をしています。公文国際学園の行事は常に進化しています。
本校の表現祭の特徴は「生徒による表現の場」であることです。「展示企画」・「演劇」・「映画」・「演奏」などを通して、各自が創意工夫を凝らして表現をします。他校の文化祭のように模擬店などはありません。高2生まではクラス企画に参加をします。さらに希望者は部活動単位での企画や気の合う仲間と有志企画として楽器演奏や、合唱、ダンスなどに取り組む人もいます。他にも「インタレストスタディーズ」「日本文化体験」「プロジェクトスタディーズ」等の展示や発表、自由研究の展示、受験者向けの学校相談ブースなどがあります。
中庭
日本文化体験展示
クラス企画
コロナ禍で先が見通しにくい中ではありましたが、今日に向けて着実に準備を進めてまいりました。思い通りにいかなかったこと、思いがけず上出来だったこと、その全ての努力の賜物をようやく眼にすることができます。保護者の皆様や一般の方々にも直接ご覧に入れたかったのですが、生徒だけで行う表現祭は普段とはまた違った良さが出ていると思います。
今年の表現祭は「例年通り」とはいかない新しい試みばかりです。実行委員を始めとする生徒の皆さん、先生方の限られた枠の中での最大限の工夫と協力に感謝いたします。今回の表現祭を皆さんが心地よく過ごせることを願っています。
スクールコモンズ
講堂
正門