中3で日本の文化を体験・研究する3泊4日の宿泊行事を行います この行事は「日本文化」「体験」「生徒行事」「分散型」をキーワードに、生徒が自ら研究テーマを設定し、プレゼンテーションと投票を繰り返して選ばれた6つのコースで実施されます。中2後期の企画制作というスタートから、中3の論文制作というゴールまで長い過程を通して日本文化の理解だけではなく、グループ活動での助け合いの精神、リーダーシップ、課題設定・問題解決能力を磨いていきます。この研修の様子は、地元新聞に取り上げられたり、TVで放映されたりすることもあります。研究結果は表現祭で発表し、各自が書いた論文で「論文集」を作ります。分散型修学旅行ともいえる日本文化体験が中学最後の集大成となります。興味を持った「日本」を学ぶために自ら企画し、中身を創り上げることは、通常の修学旅行にはない充実感や達成感を得ることができるばかりでなく、 企画力やプレゼンテーション能力、問題設定能力や問題解決能力など、幅広い能力を身につけることができます。
魚庭(なにわ)の海
一関市ともち
九谷焼
大阪の漁業に携わる専門家や施設を訪問し、天下の台所と呼ばれていた大阪の海が「魚庭の海」と呼ばれるようになった由縁を探究した。
岩手県一関市を訪れ、餅食推進委員会や地域のお餅屋さんにインタビューを行い、餅と地域の人々との関わりについて探究する。
石川県にある九谷焼の産地に行き、九谷焼の特徴である絵付けの体験や職人、販売者からの講話、対話を通して探究を行った。
芸者遊びや落語、お茶で用いられる扇子を通じて扇子そのものの文化を探求するとともに、「日本人の心」についての考えを深めた。
妻籠宿や馬籠宿、奈良井宿を訪問し、歴史の中で宿場町がどのように形成されたのかを学び、町づくりという観点から現在の宿場町について探究する。
京都宇治にて「茶」の魅力を再発見し、それを伝える活動などを通して、日本人の「茶」の文化についての考えを深めた。
小物の王様
宿場町と木造建築
お茶