日本探究は日本の実社会という大きな枠の中からSDGsの観点を含めて生徒が自ら研究テーマを設定し、プレゼンテーションと投票を繰り返して選ばれた6つのコースで実施される、中3で行う3泊4日の研修行事です。中2後期の企画制作開始から、中3の9月での日本探究本番、そして事後学習までの長い過程を通してグループ活動での助け合いの精神、リーダーシップ、課題設定・問題解決能力を磨いていきます。研究結果は表現祭で発表したり、ポスター制作を行います。興味を持った「日本」を学ぶために自ら企画し、中身を創り上げることは、通常の修学旅行にはない充実感や達成感を得ることができるばかりでなく、企画力やプレゼンテーション能力、問題設定能力や問題解決能力など、幅広い能力を身につけることができます。
太平洋戦争と平和コース
広島~歴史と自然から学ぶもの~コース
温泉コース
「太平洋戦争と今国防に努める自衛隊を知って平和とは何かを考える」をテーマに、海軍史研究家の方やガイドの方々から多くの知識を得るなど、貴重な体験ができました。
広島平和資料館や宮島、厳島神社などに赴き、歴史や自然、観光などさまざまな視点からSDGsを達成するためにはどうすればよいかをグループで議論しました。
湯河原・箱根・熱海で泉質や観光客の動向についてフィールドワークを行いました。入浴剤を作る会社にも訪問し、各地の取り組みとともに温泉の魅力の発信について学びました。
日本初の産金地といわれる宮城県では砂金取りの体験を行いました。金採掘の歴史や人々の暮らしに触れ、現代の金採掘の難しさや金の貴重さを体感しました。
実際の建造物を見学しながらバリアフリーや空間デザインの影響を学び、学園の特別教室をより安心して快適に過ごせる空間にできるかを考え、実際に提案しました。
ニホンウナギの減少という問題から「持続可能なうなぎ」をテーマに掲げ、愛知県と静岡県の養鰻業者や市役所などを訪ねて現状の把握や解決策を模索しました。
金コース
建築技術コース
うなぎコース